せいれい乳児院の窓から 第134号
長らく続いたコロナ対応期間でしたが、ようやく5月8日をもって一区切りがついたのでしょうか。このゴールデンウィークなどは、5類への引き下げを待たずに、各地の行楽地がコロナ禍前の活気を取り戻していたとのニュースが明るい口調で語られていました。
当院においても、職員のマスク着用に関して、表情が分かりにくい、食べる見本が見せられない、夏場に向けては息苦しい等の意見があり、早めに解除したいとは思っておりますが、今一歩、踏み出せないと言いますか、もう少し世間の動態を見なければ、解禁にはできないと思っております。それは何より、ここで暮らす子ども達を守るためであり、安易な判断で危険な状態には晒したくないという思いからです。よって、保護者や関係者の皆様には、今しばらく、面会や見学、行事への参加等におきまして、ご不便をお掛けしますが、このような思いをご理解のうえ、ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。
(院長 常盤秀樹)