せいれい乳児院の窓から 第127号

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 8月31日現在、石川県のまん延防止等重点措置は9月12日まで延長になりましたが、終息のきざしはいまだ見えません。この状態が延々と続いていきそうな気さえします。毎年の夏の行事のひとつ、健民プールは感染症拡大防止のため7月30日に営業停止となり、楽しむことができませんでした。代わりに2階バルコニーで家庭用プールを用意して、水遊びをしました。子どもたちは水遊びが大好きです。頭から水をかけても楽しそうに笑っている子、はじめは恐る恐るでも少し経つとはしゃぎだす子、一緒に遊んでいる大人も楽しい気持ちになります。
 子どもたちが4~6人程度の少人数単位で生活する小規模ケアを進めています。少人数の子どもたちと家庭に近い雰囲気をつくり、一人ひとりに時間を十分とってゆったりと過ごしたいと考えています。生活の中のさまざまな場面を工夫すること、職員の配置を増やすことなど課題を解決しながら進めていきたいと思います。保護者の皆さんの面会は引き続き、原則控えて頂いています。子どもたちの様子は、お便りや写真でお伝えしていきます。ご了承ください。     (院長 中村秀人)

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